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あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]の表紙画像
RJ01178717 DLSITE

サークル:オンドリウム / 作者:苔井

あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]

清純シスターがいじわる王子に翻弄される聖俗対比ファンタジー爆乳上下巻

4.7
★★★★★
570件のレビュー
配信日 2024-07-29
ページ数 111P
サイズ 204MB
¥1,100
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「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」サンプル画像

いじわる王子、シスターを逃がさない

姉の結婚相手を確かめようと王子に近づいたら、娼婦に間違われて差し出されてしまった。そんな最悪なファーストコンタクトから始まるのに、リベリオの「いじわる」がじわじわと距離を詰めてくるんです。清純なシスター服と爆乳という聖俗対比をきっちり絵で見せてくれるサークル・オンドリウムの最新作。上巻だけで十分に引っかかりをくれます。

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」のあらすじ

孤児院で働くシスターのリリーは、双子の姉・オフィリアから届いた手紙に目を疑います。姉が王族と付き合っているというのです。街の外を知らない臆病なリリーは、その王族が怪しい人物なのではと不安を募らせます。そんなとき、第二騎士団が街を訪問するという情報が入ります。団長は第三王子のリベリオ。姉の交際相手の身内に直接確かめられると、勇気を振り絞って接触を試みるリリー。ところが、娼館の女主人に勘違いされてしまい、リベリオの前に娼婦として差し出されてしまい……

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」の読みどころ

シチュエーション

シスターが娼婦に間違われて王子の前に差し出される、という幕開けのハプニング感がうまく機能しています。目的があって近づいたのに最悪な形でバレてしまう焦りと羞恥が重なって、リリーの立場がずっと弱い状態のまま物語が転がっていきます。触手シーンもこの文脈で挟まれるので単なるサービスに収まらない。

心理描写

リリーは姉のために動いているだけで、リベリオに色気を見せようとしているわけじゃない。その「意図していないのに乱されていく」という感度の変化が読み応えの軸になっています。一方のリベリオは普段砕けた口調なのに、リリーに対してだけ「いじわる」の温度が微妙に違う。大好き予備軍感を露骨に出さないところが上巻の引っ張り方として効いています。

絵柄・演出

カラー表紙は色気重視、本編モノクロで密なコマ割りという構成です。爆乳の揺れ方や胸責めの描き込みは丁寧で、コマの切り方が上手いぶん体の動きが流れるように読めます。表情の描き分けも安定していて、リリーの羞恥・困惑・戸惑いが顔だけで追えます。線が柔らかいので淫靡なシーンでも画面がうるさくならないのが好印象です。

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」のストーリー展開

序盤
手紙を受け取ったリリーが姉を心配するところから始まります。臆病な性格の描写が丁寧なので、それでも動こうとする健気さがすんなり伝わります。リベリオとの最悪な出会い方も序盤で起きるので、テンポよく引き込まれます。
中盤
娼婦誤認のハプニングから触手シーンへと展開し、リリーの身体が意図せず乱されていく描写が続きます。リベリオのいじわるが単なる意地悪ではなく、リリーに向ける視線の温度が少しずつ違うことに気づかされます。
終盤
上巻のラストにかけて、リリーの秘密の輪郭がうっすら見えてきます。二人の関係はまだ着地しないまま終わりますが、次を読まずにいられない余韻の置き方はうまい。下巻への引きとして十分に機能しています。

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」が刺さるのはこんな人

  • ファンタジー世界観でいじわる系王族攻めに翻弄されるヒロインが好きな人
  • 清純キャラが予期せぬハプニングで乱されていく展開に弱い人
  • 爆乳ヒロインへの胸責めシーンに作画クオリティを求める人

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」を読んだ感想

シスター服の金髪爆乳ヒロインが娼婦に間違われて王子の前に差し出される、という幕開けからして既にだいぶひどい状況です。でもそのひどさがちゃんと「物語の必然」として機能しているのが、このサークルの組み立て方の上手さで。リリーはリベリオに色目を使いたくて近づいたわけじゃない。姉の結婚相手が信用できるかどうか確かめたいだけ。その「目的が全然違う」ズレが、ハプニングを重ねるたびに妙な緊張感を生みます。

乳首描写については、密なコマ割りと柔らかい線の組み合わせが良い方向に出ています。胸責めシーンは量も描き込みも十分で、爆乳の存在感を画面全体で使いながら単調にならない構成になっています。触手シーンも含め、リリーの羞恥と混乱が顔の表情と体の反応の両方で拾われているので、読んでいてちゃんと追える。淫靡なシーンなのに画面が整理されているのは、コマの切り方と線の精度のおかげだと思います。

感度変化の描き方で言うと、リリー自身が「感じたくない・でも体が」という内面の揺れをセリフで主張するタイプではなく、表情と仕草の変化で見せるスタイルです。それが上品にも読めるし、逆に「本人が認識していない変化」として読むこともできる。上巻時点では感情がまだ整理されていないのが自然で、だからこそ下巻への引きになっています。リベリオ側も同様で、砕けた口調でいじわるを言いながら、リリーに対してだけ何かが違う気配を見せる。この「大好き予備軍感を出しすぎない」絶妙なラインが、続きを読みたくさせる設計として利いています。

作画面では、シリーズ通じて安定しているサークルの信頼感があります。金髪ロングのヒロイン造形が得意なのが伝わってきますし、衣装デザインも丁寧。シスター服のハビットとロザリオという記号が、リベリオの「いじわる」と並んだときの聖俗対比としてちゃんと絵になっています。表紙カラーと本編モノクロのギャップも思ったより気にならず、モノクロでも表情の解像度は落ちていません。

気になるとすれば、上巻単体では関係性がまだ序章にすぎないこと。リリーの秘密の全貌も、リベリオの感情の明確な表明も、下巻に持ち越されます。上下巻セット前提で読む覚悟が必要で、上巻1,100円をそれでよしとできるかどうかは人によるかもしれません。シリーズ既読者なら世界観共有の安心感があって入りやすいですし、初見でも置いていかれない構成にはなっています。オンドリウムのシリーズを未読なら、1作目から追うのもありです。

「あの日の魔法を-いじわる騎士と訳ありシスター-[上巻]」のよくある質問

Q. 絵柄の系統を教えてください。好みに合うか確認したいです。

萌え系のデジタル線+アニメ塗りで、少女漫画よりはゲームCG・エロ漫画寄りの画風です。線が柔らかく華やかで、シリーズ通じてブレがありません。爆乳ヒロインの体型描写が得意なサークルで、顔の表情の描き分けも丁寧です。

Q. 攻めのいじわるはどの程度ですか?強引・支配系ですか?

上巻時点では「意地悪な口調で揺さぶってくる」レベルで、支配系や監禁系の強引さはありません。砕けた喋り方でリリーをからかうタイプで、感情を隠しながら距離を詰めてくる大好き予備軍スタイルです。がっつり強引攻めを求めると物足りないかもしれません。

Q. 上巻だけでもある程度満足できますか?下巻必須ですか?

ハプニングシーンや濡れ場のボリュームは上巻だけで十分にあります。ただし関係性の決着もリリーの秘密の全貌も下巻持ち越しなので、「物語として完結させたい」なら下巻込みで読む前提が必要です。エロ目的なら上巻単体でも満足度はあります。

TL同人文庫 編集部

TL同人レビュー班

月100作以上を読み込むTL同人専門チーム。実際に通読したうえで本音で評価しています。

3.7

エロ
4.0

ストーリー
3.8

コスパ定価基準
3.5

読後感
3.6

エロ描写の密度と作画の安定感は十分で、いじわる王子×清純シスターの聖俗対比は絵映えします。ただし上巻定価1,100円で関係性も物語も未完結なので、下巻込みで読む前提が必要。シリーズ未読でも入れる構成は親切です。

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