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弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりましての表紙画像
RJ01572747 DLSITE

サークル:もちクリエイティブ / 作者:ごんたくにど

弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして

弩S級怪異に住み憑かれた夜、長身の異形に身体ごと食い尽くされていく密室執着劇

4.9
★★★★★
76件のレビュー
配信日 2026-06-13
ページ数 93P
サイズ 1.91GB
¥990
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「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」サンプル画像

怪異、夜ごと食い尽くしてくる

住み憑かれた、という状況がこんなにも甘くなるとは正直思いませんでした。弩S級怪異「七尺くん」は恐ろしいんですよ、見た目も圧も。でも千夏がじわじわ飲み込まれていく過程が、怖いのかドキドキしてるのか自分でも判別できない感じで描かれていて、そこが刺さる。長身の怪異に迫られる夜の密室感、一度ハマると抜け出せないやつです。

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」のあらすじ

東京でひとり暮らしをしている24歳の千夏は、仕事の疲れをなんとかごまかしながら毎日をやり過ごしていました。ただ、ひとつだけ普通じゃないことがあって——自分の部屋に、弩S級の怪異が住み憑いているんです。その名も「七尺くん」。名前の通り、人間離れした長身の存在が、夜になると千夏のそばにいる。最初は恐怖だったはずなのに、気づいたら距離が縮まっていて、大きな身体に囲われるように……

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」の読みどころ

シチュエーション

自分の部屋なのに逃げ場がない、という密室感がずっと続きます。怪異相手なのでそもそも「断る」という選択肢が通じるのかもわからない。その非対称な関係性のまま夜が深まっていく閉塞感が、シチュエーションとしてかなり効いています。

心理描写

千夏の心の動きが面白くて、恐怖と快楽が完全に混線していく過程をちゃんと追えます。「怖いのに身体が反応してしまう」という段階を経て、いつの間にか自分から求めている自分に気づく——その主導権がひっくり返る瞬間の描き方が、このサークルの得意技です。

絵柄・演出

劇画寄りの荒削りな線とアニメ塗りが混在していて、好み分かれる画風ではあります。ただコマを無視した構図やピンクの手書き文字演出が独特の狂気を出していて、怪異ものの「異質さ」を画面の熱量で補っています。表情の歪み方の描き込みは一級品でした。

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」のストーリー展開

序盤
千夏の日常と、すでに部屋に怪異が「いる」状態からスタートします。恐怖と困惑が混ざった千夏の反応を見ながら、七尺くんの存在感と異様な距離感に引き込まれていきます。不穏なのにどこか笑えるテンションが地味にクセになります。
中盤
七尺くんが千夏に触れ始めてから、空気が一変します。長身の身体で覆いかぶさるような構図が続き、千夏の戸惑いと身体の反応のズレがじわじわ描かれます。汁・液大量・連続絶頂あたりのタグが本領発揮してくるのがこのあたりです。
終盤
千夏の中の何かが折れる——というより、溶ける、という表現が近いかもしれません。関係性がどこに落ち着くのかは読んでのお楽しみですが、最後のページで残る余韻は怖さよりも甘さが勝っています。

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」が刺さるのはこんな人

  • 怪異・妖怪系の攻めに弱く、人外×人間の非対称な関係性が好きな人
  • 連続絶頂・潮吹きなど液体描写が濃いめの作品を探している人
  • 劇画タッチの荒削りな画風でもエロの熱量があれば読める人

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」を読んだ感想

怪異に住み憑かれる、という設定はホラーよりも「逃げられない密室ラブ」として機能しています。七尺くんは人間じゃないので、千夏が「嫌です」と言っても通じるかどうかわからない。その非対称な力関係が、シチュエーションとしてずっと緊張感を保ってくれています。

乳首描写の解像度については、丁寧にコマを割いてます。ただ劇画寄りの線なので、いわゆる萌え系の「つるんとした柔らかさ」とは別物で、もう少し荒い質感。線の密度で圧を出す描き方です。好みによっては「ここまで荒削りだとちょっと」となるかもしれませんが、エロの情報量は多い。汁・液の描写はかなり濃く、潮吹き・クンニ・クリ責めが中盤以降にまとめて来るので、読み応えはあります。

千夏の感度変化は、このサークルが得意とする「主導権がいつの間にか逆転してる」流れをちゃんとやってきます。最初は完全に受け身で戸惑っているんですが、七尺くんに繰り返し触れられていくうちに身体が先に反応するようになって、頭と身体の乖離が広がっていく。「なんで気持ちよくなってるんだろう」という千夏の混乱が顔の表情で読めるシーンが何コマかあって、そこの描き込みは良かったです。

画面演出については賛否ありそうで正直に書きます。コマを飛び越えるような構図、ピンクの手書き文字、ハートエフェクトの多用——情報密度が高すぎてどこを読めばいいのか迷う瞬間があります。慣れると「このサークルの文法」として読めるようになりますが、最初のページでちょっと面食らうかもしれません。ただ、怪異という存在の「普通の物差しが通じない感じ」を画面の乱雑さで表現しているとも取れて、それはそれで機能しています。七尺くんの巨体を画面いっぱいに使った構図は迫力があって、長身属性が好きな人には刺さるはずです。

このサイトの読者に特に響くとしたら、「逃げ場のない夜」の質感です。自分の部屋なのに、自分の方が侵入者みたいな感覚。それが怖いのか、どこか安心するのか、千夏自身もわかってなさそうで、読んでいるこちらも引きずられます。耳舐め描写もあって、聴覚系の感度から崩れていく演出が入っているのも細かいポイントでした。93ページで定価990円、ボリューム面では悪くない水準です。

「弩S級怪異”七尺くん”を家で飼うことになりまして」のよくある質問

Q. 絵柄は萌え系ですか?それとも劇画寄りですか?

劇画寄りの荒削りな線にアニメ塗りを合わせた、独特の混在スタイルです。つるっとした萌え系を期待すると少し違うかもしれません。ただ表情の歪み方や汗・液の描写には熱量があって、エロの迫力は十分あります。pixivにサンプルが40ページ分公開されているので、先に確認することをおすすめします。

Q. 攻めはかなり強引・ハードな展開ですか?

強引ではあります。怪異という設定上、千夏が拒否しても通じない場面があり、非対称な力関係が続きます。ただ痛め付けるような描写よりは、感度を崩していくタイプの展開が中心です。連続絶頂・潮吹きなど快楽寄りのタグが並んでいる通り、ハードよりは「溶かされる」方向です。

Q. 93ページというボリュームは読み応えがありますか?

本編93ページにあとがきつきで、コマ密度が高い作画スタイルなので情報量はかなりあります。ただコマ割りの読み取りに慣れが必要なページもあるため、スラスラ読めるタイプではなく、じっくり見るタイプの作品です。定価990円のボリュームとしては標準的な水準だと思います。

TL同人文庫 編集部

TL同人レビュー班

月100作以上を読み込むTL同人専門チーム。実際に通読したうえで本音で評価しています。

3.8

エロ
4.2

ストーリー
3.4

コスパ定価基準
3.8

読後感
3.6

エロの熱量と怪異の圧は本物ですが、画面密度の高さで読み取りに慣れが必要です。液体描写・連続絶頂・長身執着に振り切った作品なので、そこに刺さる人向けの一冊です。定価990円でこの密度は水準内でした。

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