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トイレの地味子とお迎えの獄卒の表紙画像
RJ429568 DLSITE

サークル:ヨールキ・パールキ / 作者:露々々木もげら

トイレの地味子とお迎えの獄卒

獄卒に拾われた地味子が快楽に気づくシリアス×あまあまの一冊

4.8
★★★★★
4625件のレビュー
配信日 2022-12-01
ページ数 37P
サイズ 317MB
— セール中
¥539 通常 ¥770 −30%
セール終了: 2026/05/26 13:59
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「トイレの地味子とお迎えの獄卒」サンプル画像

獄卒、地味子を拾って離さない

死ぬつもりで学校のトイレにいた女の子が、自殺者を回収する獄卒に拾われる。設定の時点でもう只者じゃないんですが、この作品が面白いのはそこから先です。劇画寄りの重厚な絵でシリアスに積み上げた世界観を、ちゃんとエロと感情で着地させてくれる。読み終わったあとに不思議と「よかった」と思える、そういう一冊でした。

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」のあらすじ

自殺者を現世から回収する、地獄の下級業者として働く獄卒の青年。ある依頼で向かった学校のトイレで、彼は一人の少女と出会います。名前も知らない、事情も知らない。ただそこにいた「地味子」を、彼は黙って拾い上げる。少女の名前は若葉。ちゃんと名前があって、ちゃんと感じる体があって、ちゃんと生きたかった過去がある。地獄と現世のはざまで、回収業者と回収されかけた女の子の奇妙な夜が始まって……

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」の読みどころ

シチュエーション

学校のトイレ・路地裏・ホテルと場面が移りながら、「死ぬ寸前だった女の子を獄卒が現世に引き留める」という骨格が一貫しています。捕虫網や縄といった小道具の使い方も含め、シリアスな設定をちゃんとエロの文脈に落とし込んでいて、世界観の説得力がそのまま濃度に直結している感覚がありました。

心理描写

若葉の感情の動きが丁寧です。「最後だからわがまま言っちゃいました」という台詞から一気にドスケベ顔に転じる瞬間の落差が凄まじい。諦めていた子が快楽に気づいていく変化に、演技ではなく本当に感じているという説得力がある。獄卒が彼女の名前を呼ぶシーンで、読んでいるこちらもじわっとします。

絵柄・演出

劇画寄りの線の強さと厚塗りグレースケールの組み合わせが、シリアスな世界観と相性抜群です。表情の描き込みが特に上手く、屈託のない笑顔と忘我の顔を同一キャラが見せる振れ幅に画力が必要。陰毛描写も含め、ごまかしの少ない丁寧な性描写が全体の熱量を下げていない。モノクロながら視覚的な密度は高めです。

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」のストーリー展開

序盤
冒頭から世界観の説明が手際よく入ります。地獄の回収業者という設定を重く引きずらず、獄卒が学校のトイレに向かうまでの流れがテンポよく進むので、設定への入り口としてはかなり親切です。若葉との出会いの静けさが、後半との落差を作っています。
中盤
「最後だから」という若葉の台詞から急加速します。座位で奥を突かれながら忘我していく描写が本作の核で、後ろ手をついてよがる姿の描き込みが圧です。名前を呼ばれる瞬間に感じてしまうシーンは、エロと感情が同時に動く珍しい構造で、ここで一気に読ませます。
終盤
関係性の行方はネタバレになるので書けませんが、着地が思いのほか温かい。シリアスな設定でここまで読んできた後に、この終わり方は少しずつ息ができる感じがします。おまけページも含めると読後感はかなり満足感のある方です。

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」が刺さるのはこんな人

  • 人外・オカルト設定のTL同人が好きで、世界観とエロが両立している作品を探している人
  • 劇画寄りの濃い絵柄で、ごまかしのない性描写を求めている人
  • 孤独・諦念を抱えたヒロインが誰かに拾われる救済展開に弱い人

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」を読んだ感想

最初に正直に言うと、タイトルと設定だけ見て「ちょっと癖強めかな」と構えました。自殺者回収業者の獄卒、学校のトイレ、地味子。でも読み始めたら、その構えが早々に崩れます。世界観の重さをそのままにして、ちゃんとエロと感情に着地させる手つきが上手い。

乳首描写の話をすると、もげら先生の線は細部の省略をあまりしない人です。グレースケールの厚塗りで陰影をしっかり乗せているので、触れている・圧がかかっている・熱が出ている、という情報量が1コマに詰まっています。モノクロ作品にありがちな「線だけで乗り切る」感がなく、絵から温度が伝わってくる。陰毛描写もそうですが、リアリティを省かない選択が全体の濃度を作っています。

キャラクターの感度変化で言うと、若葉の「最後だからわがまま言っちゃいました」という台詞の使い方が秀逸です。屈託のない笑顔でその台詞を言ってから、次のコマでいきなり身も世もない顔になる。この落差が怖いくらい巧い。死を決めていた子が快楽に引き戻されていく過程を、大げさに説明せずコマの中だけで見せてくる。諦めていた体が「あ、これ知らなかった」と気づいていく感じの説得力があって、演技じゃなくてちゃんと感じているんだなというのが伝わります。獄卒が挿入中に彼女の名前を思い出して呼ぶシーン、あそこで若葉がまた感じてしまうくだりは、エロと感情が同時に動く瞬間として機能していて、ユーザーレビューが揃ってここを挙げているのも納得です。

作画・演出の面では、劇画寄りの線の強さとシリアスな背景が、変に浮かずに性描写と並んでいるバランスが珍しい。ホテル・路地裏・地獄と場面が切り替わるたびに、捕虫網や縄といった小道具が顔を出すのも、世界観のディテールを補強してくれています。表情の描き分けが特に上手く、屈託のない笑顔とよがり顔を同じキャラが同じページで見せる振れ幅は、相応の画力がないと成立しない。

このサイトの読者に刺さるポイントを挙げるとすれば、獄卒というキャラのポジションです。顔は怖い、職業は怖い、でも若葉に対する口調と行動が一貫して粗雑じゃない。力でねじ伏せる系ではなく、拾って、名前を呼んで、応えてくれる。それがヒロインの快楽とちゃんとセットになっているので、「犯されている」より「引き留められている」に近い読後感があります。孤独なヒロインが誰かに選ばれる瞬間の呼吸が好きな人には、ここが一番刺さると思います。本文37ページ+おまけ22ページという構成も、読み終わった後の満足感を作るのに貢献していました。

「トイレの地味子とお迎えの獄卒」のよくある質問

Q. 絵柄はどんな系統ですか?萌え系とは違いますか?

劇画寄りの線の強さに萌え要素を乗せたタイプです。デフォルメは少なく、厚塗りグレースケールで陰影を丁寧に描き込むスタイルなので、ふわっとした可愛い絵柄を求めている場合は少し印象が違うかもしれません。ただ、表情の描き込みは繊細で、萌えとリアルが混在した独特の絵柄です。

Q. 攻めはどのくらい強引ですか?凌辱・無理やり系の強度はありますか?

強引に迫る場面はありますが、凌辱・痛め系の強度ではありません。どちらかというと「拾って引き留める」に近いトーンで、ヒロインが快楽に気づいていく流れが中心です。口調も粗雑ではなく、ヒロインの名前を呼ぶ場面もあるので、関係性に温度がある展開を好む方に合っています。

Q. ページ数が少なめですが、読み応えはありますか?

本文37ページ+おまけ22ページの計59ページです。本文単体だとやや短めに感じるかもしれませんが、コマ密度が高く、おまけも含めると読み終わった後の満足感はしっかりあります。ユーザーレビューでも「ページ数より充実していた」という声が複数あり、密度でカバーしている作品です。

TL同人文庫 編集部

TL同人レビュー班

月100作以上を読み込むTL同人専門チーム。実際に通読したうえで本音で評価しています。

4.2

エロ
4.2

ストーリー
4.4

コスパ定価基準
3.6

読後感
4.5

世界観・エロ・感情の着地をきちんと三立させている作品です。定価770円に対してページ数はやや物足りなさが残りますが、コマ密度と読後感の温かさでカバーしています。シリアス設定のTLで「救済」に弱い人に向いています。

作品タグ

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