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K子と病みおじ・派の表紙画像
RJ371548 DLSITE

サークル:ヨールキ・パールキ / 作者:露々々木もげら

K子と病みおじ・派

病みおじ×事故物件の幽霊が共依存する劇画タッチの退廃ラブ

4.8
★★★★★
8285件のレビュー
配信日 2022-02-01
ページ数 65P
サイズ 413MB
— セール中
¥616 通常 ¥880 −30%
セール終了: 2026/05/26 13:59
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「K子と病みおじ・派」サンプル画像

病みおじ、幽霊に溺れていく

37歳・無職・事故物件住まい。そこに棲みついていた幽霊の女に、いきなりキスをかますところからこの話は始まります。逃げる幽霊、それでも現れる幽霊、だんだんほだされていく幽霊。追いかけているのは人間側のはずなのに、気づけば共依存。劇画寄りの重厚な絵でこの退廃と甘さを全部やってくるのが、ヨールキ・パールキ初のTL同人です。

「K子と病みおじ・派」のあらすじ

家賃も払えず追い出され、行き着いた先は事故物件のボロアパート。そこには先住者がいました。髪の長い、三白眼の、しゃべらない女の幽霊——K子さん。普通なら逃げ出すところを、この男(37歳・無職・病み気味)は逃げません。むしろ最初から積極的に距離を詰めていきます。懐柔、という言葉を使っているけれど、中身はほぼ押しかけ同居の強引な求愛。最初は怖がって逃げていたK子さんが、少しずつ、ほんの少しずつ、この男に慣れていって……

「K子と病みおじ・派」の読みどころ

シチュエーション

事故物件×幽霊という設定なのに、空気感がじわじわ「共同生活もの」に近づいていくのが面白いです。童貞を殺す服を買ってきて着せようとしたり、写メを撮ったら映らなくて「あ、ガチか」となったり。ホラーとラブコメの境界線が意図的にぼかされていて、笑いながら情が湧いてくる構成です。

心理描写

病みおじの心理が一番面白い。くたびれていてやさぐれているのに、犯罪はしない。K子さんに対してもちゃんと相手のことを考えて接していて、自分本位じゃない。それが余計に「この人、根はいい人なんだな」とわかってしまって、K子さんと一緒に情が移ります。K子さん側の感度変化も、台詞なしで表情と距離感だけで見せてくるのが上手いです。

絵柄・演出

劇画寄りの厚塗りモノクロで、男性キャラの体格の描き込みが本当に良いです。分厚い体、不健康そうな顔、それでいて色気がある。K子さんはグラマーで三白眼、乱れた黒髪の、おどろおどろしさと可愛さが同居した造形。コマ密度が高く、暗所の空気感の出し方がホラー畑のサークルらしい本気の演出です。

「K子と病みおじ・派」のストーリー展開

序盤
冒頭の病みおじの状況説明が手早くて、設定を飲み込む前にもうK子さんにキスをかましています。唐突すぎて笑ってしまうんですが、それがこの作品のテンポで、置いていかれる前にのみ込まれる感じです。
中盤
K子さんがじわじわほだされていく過程が丁寧です。逃げる→また現れる→近づいてくる、という変化を台詞なしで追わせてくれます。病みおじ側の「ガチ幽霊でもいいか、かわいい」みたいな感覚が自分にも伝染してくる中盤です。
終盤
イチャイチャが深まったところで、外部からの介入が入ります。二人の関係がどこへ向かうのか、続きが気になる引きで閉じられます。続編への期待と、この退廃的な甘さがまだ続いてほしいという気持ちが残ります。

「K子と病みおじ・派」が刺さるのはこんな人

  • くたびれていて不健康そうなのに妙に色気のある、やさぐれ系おじさんキャラが好きな人
  • ホラー演出とラブコメが混在した変則的な関係性ものを読みたい人
  • 台詞より表情と距離感の変化でキャラクターを追うのが好きな人

「K子と病みおじ・派」を読んだ感想

結論から言うと、ヒロインが幽霊です。本当に幽霊です。写メに映りません。それでも溺れていく病みおじの話なので、「共依存」という言葉がこれほど正確に刺さる作品はなかなかないです。

乳首描写については、ヨールキ・パールキの絵力が遺憾なく発揮されています。劇画寄りの厚塗りで描かれるK子さんの体は、ホラー的な不穏さと官能が同居していて、萌え絵系とは全然違う重みがあります。グラマーな体型を密度の高いコマの中でしっかり描き込んでいて、ページをめくるたびに情報量が多い。見慣れたTL絵柄とは別の回路で刺さってくる感じです。

K子さんの感度変化が、この作品の一番の読みどころだと思います。最初は本当に怖がって逃げるんです。それが、現れる→逃げる→また現れる、という繰り返しの中で少しずつ距離が縮まって、最終的にはもたれかかってくるようになる。台詞が一切ないのに、目の細さとか体の向きとか、そういうところで変化が全部わかります。これを65ページの中でやりきっているのが普通にすごいです。

作画の話をもう少しすると、病みおじの体格の描き込みが本当に良いです。分厚い体、骨格のある手、不健康そうな顔つき。「大変よろしかった」というレビューが複数あるのも納得で、男性キャラをちゃんと描ける作者さんが描いたTL同人、という希少性がここにあります。暗所の空気感の出し方もホラー畑のサークルらしくて、廃アパートの閉塞感がページ全体から漂ってきます。

このサイトの読者に刺さるポイントを正直に言うと、「追いかけているのが人間側なのに、気づいたら人間側も囚われている」という構図です。病みおじはK子さんを懐柔しようとしているけど、途中から「こっちもすっかり好きになってるじゃないか」という瞬間がある。執着と溺愛の文脈で読むと、攻めが崩れていくところが一番おいしい。K子さんが喋らないぶん、病みおじの独り言と行動でその感情の重さが全部出てくる構成です。

難点があるとすれば、続きが気になる引きで終わるので、「派」の続巻が出るまで落ち着かない、ということです。616円でこれだけのものを出してくるのに、続きへの引きで終わるのは反則気味です。

「K子と病みおじ・派」のよくある質問

Q. 絵柄は萌え系ですか?読みやすいですか?

萌え系ではなく劇画寄りの厚塗りです。線が太く、モノクロの濃淡で陰影を作るタイプの画風なので、いわゆるTL漫画の絵柄とはかなり異なります。好みがはっきり分かれますが、刺さる人には深刺さりするタイプの絵です。

Q. 攻めの強引さはどの程度ですか?無理やり展開はありますか?

最初から積極的に距離を詰める系ですが、相手を思いやる描写が入るので一方的な暴力性はないです。むしろ「ちゃんと相手のことを考えている」というところが評価されていて、強引だけど雑ではない、というバランスです。

Q. 65ページのボリューム感はどうですか?

コマ密度が高いので、ページ数以上に読み応えがあります。おまけ漫画10ページ込みで65ページ、サクッと読める分量ですが、続きへの引きで終わるため読後の余韻は長いです。続巻への期待込みで購入を検討するのが良いと思います。

作品タグ

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