クール彼氏、同棲すれ違いで感情爆発
付き合って4ヵ月、同棲の話で少しすれ違っただけで、あの無表情なエリートがここまで崩れるとは思いませんでした。黒瀬そーぴがどれだけ理性で武装してても、好きな女のことになると一枚一枚剥がれていく。感情爆発エッチ、という言葉がこんなに似合う攻めはなかなかいないです。前作から待ち続けた人も、ここから入る人も、読み終わったあとの満足感はほぼ同じはずです。
「モノクロブルーム2」のあらすじ
サラリーマンの黒瀬そーぴと、ブロンドの白川は付き合って4ヵ月。関係は順調に見えていたのに、同棲の話が出たあたりから微妙なすれ違いが生まれます。黒瀬は内心で同棲計画をウキウキと立てていたのに、白川の反応が読めなくて「冷められたのかもしれない」と静かにしょんぼりする。職場では部下を叱り飛ばすあの男が、好きな女のことだけは上手く扱えなくて、不安が蓄積した末にとうとう感情の蓋が外れてしまう。理性で封じ込めてきたものが一気に溢れ出したとき、黒瀬は白川に何を言って、どう触れるのか……
「モノクロブルーム2」の読みどころ
シチュエーション
同棲というビッグイベントを前にした「ちょっとしたすれ違い」がきっかけなのが絶妙です。大きな喧嘩じゃなくて、反応が読めないだけで不安になる。その小さな齟齬が積み重なって感情爆発に繋がる流れは、関係性の解像度が高くないと描けないやつです。
心理描写
黒瀬が不安になっているとき、しょぼしょぼした顔で「自分が面倒見たい」と言う場面がユーザーレビューで複数名に刺さっていました。クール攻めの脆い部分を正直に出せる作者さんで、理性を手放したときの「本能」の迫力との落差が大きいほど、刺さり方が深くなります。
絵柄・演出
前作より情報量が増えたという声が複数ありました。アップの構図が多く、顔の表情と手の動きを画面に詰め込む密度の高さが特徴です。劇画寄りの写実的な顔立ちと、ブロンドヒロインの明るさの対比が一枚一枚の画面を締めていて、モノクロでもビジュアルの説得力があります。
「モノクロブルーム2」のストーリー展開
- 序盤
- 付き合って4ヵ月のふたりの日常から始まります。黒瀬がいかに生真面目で不器用かを積み重ねながら、同棲の話題が出たあたりで空気が微妙に変わります。この段階では、すれ違いの輪郭がじわじわ見えてくる感じです。
- 中盤
- 黒瀬が「冷められたかもしれない」と一人で不安を抱える場面が続きます。しょぼしょぼしながらも「面倒見たい」と口から出てしまうあの顔。職場での鬼教官ぶりとのギャップがここで一番効いてきます。
- 終盤
- 蓄積した感情が限界を超えたとき、黒瀬の理性が外れます。スローセックス・感情爆発という言葉が両立するシーンで、ふたりの関係の行方は読んで確かめてほしいです。
「モノクロブルーム2」が刺さるのはこんな人
- クール・無表情な攻めが好きな女のことだけ崩れるところを見たい人
- 同棲・恋人同士のラブラブ展開でも、すれ違いや感情爆発のアクセントがほしい人
- 前作『モノクロブルーム』でそーぴに落ちてこのふたりの続きを待ち続けていた人
「モノクロブルーム2」を読んだ感想
前作から黒瀬そーぴというキャラクターが好きだった人なら、今作はかなり刺さります。そして前作を知らなくても単体で読めるとのことですが、正直に言うと1から読んだほうが中盤のしょんぼり黒瀬の破壊力が二倍になるので、できれば順番に読んでほしいです。
乳首責めの描き方について言うと、ただ刺激するだけじゃなくて、白川がどう反応するか・黒瀬がその反応を見てどう変わるかという流れが一つのコマ内に収まっていて、密度が高いです。アップ多めの構図を選んでいるので、表情と手の動きが同時に入ってくる。クリ責めと手マンも順序立てていて、「感度が上がっていく過程」を丁寧に積み上げてからスローセックスに入ります。そのテンポが作者さんの強みだと感じました。
キャラクターの感度変化という点では、黒瀬側の変化が読みどころです。職場では部下を叱り飛ばすほど冷徹な男が、白川のことになると途端に不安定になる。同棲の話でのすれ違いが小さければ小さいほど、そこから感情爆発に至るまでの落差が大きくなる。「重い言葉責め」と評されていた台詞のくだりは、黒瀬が理性で抑えてきたものを口から全部出してしまった感じで、かなり見応えがあります。不安になったら素直になれない、でも言葉が漏れ出してしまう。そのバランスが絶妙でした。
作画について言うと、前作から着実に情報量が増えているという声がユーザーレビューに複数ありました。モノクロなのに画面が華やかに見えるのは、コマの密度と明暗の付け方だと思います。ブロンドの白川と黒髪の黒瀬という対比が一枚の画面の中で常に機能していて、視線が自然に誘導される。劇画寄りの写実的な顔立ちなので、表情の細かい変化がよく伝わります。しょんぼりした黒瀬の顔と、感情爆発したあとの顔が同一人物とは思えないくらい違って見えるのは、この描き込みの細かさがあってこそです。
このサイトを読んでいる人に特に刺さりそうなのは、「クール攻めが感情爆発するときの、台詞の漏れ方」だと思います。抑えてきた分だけ言葉の重さが増す。黒瀬はコミュニケーションが上手いタイプじゃないからこそ、出てきた言葉が生々しいです。重い言葉責めという表現がユーザーレビューにありましたが、確かにあの場面は攻めが追い詰められた末に出てくる「重さ」で、それが刺さる人には確実に刺さります。ラブラブ・あまあまというジャンルタグはついていますが、甘いだけじゃなくてすれ違いと感情爆発の手触りがあるので、ぬるい甘さが苦手な人でも読み応えを感じられる一冊です。
「モノクロブルーム2」のよくある質問
Q. 絵柄はどんな系統ですか?萌え系ですか、劇画系ですか?
劇画寄りの写実的な顔立ちをベースに、萌え要素を乗せた感じです。極端に記号的なデフォルメはなく、表情の細かい変化が伝わりやすい絵柄です。ブロンドヒロインと黒髪攻めのビジュアル対比が鮮明で、モノクロでも画面に力があります。
Q. 攻めの強度はどのくらいですか?激しめですか、甘め寄りですか?
基本はラブラブ・あまあまですが、中盤から感情爆発エッチになります。物理的に激しいというより、黒瀬が抑えてきた感情と言葉が一気に溢れ出す「重さ」がある感じです。執着や言葉責め方面で強度を求める人に向いています。
Q. 前作を読んでいないと楽しめませんか?
公式では単体でも読めると案内していますが、黒瀬というキャラクターへの解像度が上がるので前作から読むことを強くすすめます。特にしょんぼり黒瀬の破壊力は、ふたりの馴れ初めを知っているかどうかで大きく変わります。