嘆きのアリシア【後編ネタバレ】ゴブリン事件の犯人を突き止めて父親と騎士団の汚名を晴らしていく！？

漫画「嘆きのアリシア」後編となる第2巻をご紹介していく！この作品はこの第2巻で完結となります。

騎士団と父親の罪を晴らす為にゴブリン島へ向かったアリシア。そこで大型ゴブリンと遭遇。陵辱されてしまう事へ。

2巻では大型ゴブリンや中型ゴブリンの正体が判明。そしてアリシアが事件を解決していく過程が描かれていきます。

父の汚名を晴らし、ローグス騎士団を復活させる事が出来るのか…アリシアの最後の戦いが開始されていきます！

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嘆きのアリシア【後編】ネタバレ

父親やローグス騎士団の汚名を晴らす為、ゴブリン事件の真相を追求していくアリシア。彼女はゴブリン島へ足を踏み入れていく。

しかし、そこで待ち受けていたのは記録データのない大型ゴブリン。さらに大型ゴブリンはアリシアの名前を呼んでいく。陵辱されていくアリシア。絶体絶命の中…大型ゴブリンが口を開いていく。

大型ゴブリン『俺の子を山ほど拵えてやるぜ！』

大型ゴブリンの言葉に聞き覚えのあったアリシア。ある人物との会話を思い出していく。ライアンであった。

アリシア『まさか貴方だったのね…』

正体を現す大型ゴブリン。
被っていたゴブリンマスクを取る。中身はアリシアの予想通り…ライアンであった。

何故、このような事件を起こしているのか尋ねる。

ライアン『そんなの決まってるだろ…オヤジの提案だよ』

ライアンとヘルトロスの思惑はローグス騎士団に不祥事を起こさせてバイゼン騎士団が総括をする為であった。

アリシアにはゴブリン島に大型ゴブリンはいなかったと口裏を合わせる約束をしていくライアン。

ライアン『仲間の連中はゴブリンに襲われたって報告すればいいしな！』

そんな事は出来ないと告げるアリシア。
しかし、父親であるリチャードの命と天秤にかけられてしまう。自分が証言すればリチャードの命は助かると。

ライアン『…だから楽しもーぜ…』

周囲に集まった小型ゴブリンを一掃して再びアリシアの身体を求めていくライアン。

抵抗するが力は圧倒的にライアンの方が上であった。手前に落ちていた剣をなんとか手にする事ができたアリシア。

彼女は隙をついてライアンの首を真っ二つに斬っていく。

アリシア『終わった…いいえ…まだ終わってないわ…もう一つの証拠を…』

場面は城へ。
処刑場にてリチャードの処刑時間が来てしまう。領主が最後に言い残す事はないか尋ねる。

リチャード『アリシアに私の最後の言葉を…』

少し後、アリシアが処刑場へ訪れる。
しかし、父親であるリチャードは処刑された後であった。ショックを受けるアリシアだったが領主へゴブリンの首を差し出していく。

領主『そうか…アリシア…それはまさか例のゴブリンの首か！？』

さらにアリシアはゴブリンのマスクを取る。中身がライアンだった事に衝撃を受けていく領主。逆に息子を殺されたヘルトロスは動揺。アリシアを人殺し呼ばわりしていく。

アリシア『領主様…これが正体です…しかし情報ではゴブリンは二匹…その残りは中型』

そう伝えるとアリシアはバッグから中型ゴブリンのマスクを出してヘルトロスに被せていく。

アリシア『そうよ！貴方の屋敷で見つけ出したのゴブリンの証拠よ！』

同時にヘルトロスの首も斬っていくアリシアであった。

ゴブリン事件の犯人二人を成敗したアリシア。しかし、領主の前で許可なく剣を抜いたとして自ら命を絶とうとしていく。

そんな彼女を制止する領主。
アリシアは自分の命令通りにゴブリン事件の犯人の首を取っただけで命令には背いていないと。

領主『それにアリシア…リチャードから最後の言葉を預かっておる』

リチャードが残した言葉を聞いて涙を流すアリシア。

本来なら処刑時間までに間に合ったが証拠が足らないともう一つのマスクを探していて処刑時間に間に合わなかった事を悔いていく。

最後に死体となったリチャードの心に呼びかけるアリシア。私が騎士団を未来へ繋げていきたいと…。

その後のローグス騎士団はとこしえに繋がり続けた事がモノローグとして語られて作品は幕を閉じていく。

嘆きのアリシア【後編】感想

父を失ってしまったが騎士団の汚名は晴らして後世まで残す事が出来たアリシア。リチャードも浮かばれた事であろう。

そしてゲス親子であるライアンとヘルトロスはアリシアの手で処分されていく。ここはとても爽快かつ迫力のある描写になっているので是非、作中で見てもらい場面である。

全2巻であるが総じてまとまりのあるストーリーに高い画力で一気に作品に引き込まれる漫画であった。ゴブリン×エロ要素も世紀末感があってハードである。

短編エピソード漫画として高水準でかなり面白いので興味が出た人は是非、取扱いのある電子書籍ストアでチェックして欲しい！

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