
漫画「嘆きのアリシア」前編となる第1巻をご紹介!
この作品はH9先生が描く作品。全2巻で完結する短編エピソードである。1冊の価格は税込みで165円とお求めやすい価格帯である。
主人公となるのは表紙に写る女性。アリシア・ローグス。住まう都市であるセルビスにて女性がゴブリンに襲われる騒動を解決しようと奮闘していく物語。
大雑把に言えばファンタジー×エロ要素を取り入れた内容。濃厚に詰まったストーリーがエロ要素抜きで面白い作品である。気になった方は取り扱いのある電子書籍ストア「コミックシーモア」にてチェックしてみて欲しい!
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嘆きのアリシア【前編】ネタバレ
冒頭で一人の女性が大型と中型のゴブリン二人に襲われて身体を弄ばれていく。
そして舞台となる都市の世界観が明かされる。
舞台は城郭都市セルビス。この地ではゴブリンが跋扈。手に負えないゴブリン達をセルビス湖の孤島に追いやっていく。
安全な都市になったはずのセルビスにて数ヶ月の間に女性がゴブリンに襲われる事件が頻繁に起こっていた。
被害者女性から情報を得ていくアリシア。
アリシア『貴方を襲ったゴブリンは大型のタイプだったの?』
他の被害者と証言が一致していた。
被害者女性はいずれもアリシアが所属するローグス騎士団の管轄地域ばかりで襲われていた。
場面は変わる。
都市の領主に叱責されるローグス騎士団の団長であるリチャード。アリシアの父親である。
ヘルトロス『情報によるとゴブリン2匹は壁を超えた模様』
ローグス騎士団と双璧をなすバイゼン騎士団の団長であるヘルトロスはゴブリン騒動の責任はローグス騎士団にあると圧力をかけていく。
領主も責任をローグス騎士団である示す。そして都市の騎士団からローグス陣営を退いてもらう事へ。今後はバイゼン騎士団がセルビスの全指揮を執り、統括してもらう事を告げる。
ヘルトロス『遂にワシの一族だけのものに…』
場面は騎士団の合同演習場。
アリシアは一連のゴブリン騒動に疑問を持っていた。騎士団の警護は完璧なはず…侵入を許した足掛かりがまるでなかった。
困惑するアリシアの元へバイゼン騎士団のライアンが心配をして声をかけていく。彼はヘルトロスの息子。
演習の後はシャワータイム。
男社会である騎士団の中で唯一の女性であるアリシア。シャワータイムは男性の視線が釘付けになっていく。見惚れる騎士団の男達。
そんな視線から彼女を守るように立ちはだかるのがライアン。しかし、彼もまたアリシアを騎士ではなく女として見ていた。
ライアン『俺の騎士団で身を固めて一緒にならないか…子供をたくさん拵えてよ…二人の理想の騎士団を目指そうぜ!』
下心の見えるライアンを一蹴するアリシア。思い通りに彼女の心を捉えれず怒るライアンであった。
場面はリチャードとヘルトロス。
団員も娘のアリシアも全て任せろとリチャードに告げていくヘルトロス。
ヘルトロス『ワシの子種をしっかり仕込んでやるから安心していいぞリチャード』
アリシアを騎士ではなく女として見て蔑む発言をするヘルトロスに怒りがこみ上げてしまうリチャード。
彼は剣を抜いてヘルトロスを斬ろうとしていく。しかし、領主の言葉で正気に戻るリチャード。彼の失態は処刑に匹敵する重罪とみなされていく。
アリシア『これはどういうことでしょうか?教えてください領主様』
呼び出されて事情を聞かされていくアリシア。父親を擁護していく。騎士道に反するような事は絶対にしない人だと…二人の間で何かあったはずだと…。
しかし、すっとぼけるヘルトロス。
リチャードも戦意喪失で自分からは何も弁解をしない。さらにヘルトロスはゴブリン侵入の責任はローグス陣営にあると強く批判。処分を要求していく。
しかし、アリシアがゴブリン騒動には不可解な点が多いことを告げていく。
アリシアの意見を聞き入れる領主。
ゴブリン騒動の真相を突き止めてローグス陣営に非がなければ騎士団の復活。そしてリチャードの処分を軽減すると約束をしていく。
アリシア『きっと間違ってる…あの島にそんなゴブリンなんて存在しない…それを明らかにすればお父様も騎士団も守れるわ』
そしてゴブリン島に足を踏み入れていくアリシア達。数名の団員とライアンも同行していく。
本来のゴブリンは子供サイズが基準。ゴブリン島にて大型や中型は発見された記録はなかった。しかし、ゴブリン島にて大型ゴブリンの存在を目の当たりにしていくアリシア。
アリシア『私の予想が…間違ってた…もうダメだわ』
それでも仲間は首を持っていけば希望が残されているかもしれないと判断。大型ゴブリンの討伐を目的にしていく。しかし、ゴブリン達の様子がおかしかった。
大型ゴブリンは通常ゴブリンを攻撃。
人間、ゴブリン関係なく惨殺していく。
そんな中、油断を見せてしまったアリシア。通常ゴブリン達に襲われて身体を弄ばれてしまう状況へ。
大型ゴブリン『アリシアから離れろっ!』
大型ゴブリンは言葉を発し、さらにアリシアの名前まで呼んでいく。雑魚ゴブリンを始末するとアリシアの身体に飛びついていく大型ゴブリン。
彼女の恥部を刺激して自分の股間を突き刺していく。
大型ゴブリン『ずっと待ち焦がれていたんだぜ!こういう日が来るのをよ!』
どうしてゴブリンが自分の名前を知っているのか…理解が追いつかないアリシア。さらに身体を求められて抵抗するも圧倒的な力の差で為す術がなかった。
ここで第1巻は終わり。
嘆きのアリシア【前編】感想
まず最初に思ったのが絵がとても上手い。そしてストーリーも普通に面白いのだ。ゴブリンと人間のハードなエロ要素を含んでいるが無しでも全然見応えのある作品。
そして気になる大型と中型ゴブリンの正体。
アリシアは無実の罪を着せられた父親、そして騎士団を守りぬく事が出来るのか…。男社会の中で女性として立ち向かうアリシアがとても可憐でカッコいい作品でもある。
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✅ 嘆きのアリシア【後編ネタバレ】ゴブリン事件の犯人を突き止めて父親と騎士団の汚名を晴らしていく!?